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2009年11月28日

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

Once Upon a Time in Mexico
2003年/メキシコ=アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス サルマ・ハエック ジョニー・デップ ミッキー・ローク ウィレム・デフォー エヴァ・メンデス ダニー・トレホ エンリケ・イグレシアス

積極的に悪口を言いたくなるようなデキでもないが、傑作『デスペラード』の続編(?)がこれでは困る。せっかく印象的で魅力に溢れた登場人物をたくさん造形しているのに、それぞれの掘り下げ方が甘い。ジョニー・デップのCIAに至っては、何のために登場したのかすらワカラン。脚本に問題があるのか演出が拙いのか、ストーリーがいまいち判りにくい。

銃火器をふんだんに使用し映画内スペースを縦横無尽に使用したガン・アクションは、今作でもかなりの標準にあるとは思うが、そのクオリティが映画的興奮を喚起するに至っているかというとそうでもなく、映画的悦楽にガン・アクションの質が昇華されている、というわけでもない。

まあ簡単に言えば、全てが中途半端なのだ。サルマ・ハエックの出番が少ないのも個人的にNG!

★★★★☆☆☆☆☆☆

2009年11月23日

デスペラード

Desperado
1995年/アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス サルマ・ハエック ヨアキム・デ・アルメイダ チーチ・マリン スティーヴ・ブシェミ カルロス・ゴメス クエンティン・タランティーノ

お馬鹿アクション映画の秀作。バンデラスとブシェミのダイアローグの緩さと面白さ。銃撃シーンのカット割とゆったりとしたスローモーション。このへんの演出にはペキンパーの影響もかなり伺い知れる。先日観た『ゴースト・オブ・マーズ』もそうだが、何も考えずに観れば脳味噌が筋肉化すること必至w

やっぱ映画はこうでなくっちゃいけませんな! あんだけの銃撃戦なのに、主役のバンデラスに向かってくる銃弾は、銃弾のほうから避けまくる。そりゃそうさ、主役なんだから、弾丸の方から避けるのが当たり前でしょう。ドン・シーゲルの『ダーティハリー』から引き継がれてきた、アクション映画の方程式だ。いや、たまに居るんだよね。「なんで主人公に弾が当たらないんだ! おかしいだろ!」って言うアホな人達がね。映画の主役なんだから、「当たらない」のが当たり前だろっつーね。なんでこんなことわざわざ説明しなきゃならんのだ、と思うけど。こういう人達は、何が愉しみで映画観てるんだろうね。

それにしてもサルマ・ハエック! 足がすげー細いのにパイオツがドーン!っていうね。いやぁ、ラテン系美女の肢体は素晴らしいですな。特別出演っぽい感じのタランティーノの唐突な登場と、あっさりな殺され方も爆笑必至w

★★★★★★★★☆☆

2009年11月14日

エル・マリアッチ

El Mariachi
1992年/メキシコ=アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:カルロス・ガラルドー コンスエロ・ゴメス ジョイム・デ・ホヨス ピーター・マルカルド レーノル・マルティネス

まあ確かにロバート・ロドリゲスの処女作らしい瑞々しさに溢れてはいるけども、アバンタイトルの音響効果以上の演出や映像・音響を、それ以降見ることができなかったのがとても残念だ。マリアッチ役の俳優にまったく魅力がないのもさることながら、演出が押しなべて画一的・・・、というか、もっと面白くできるだろうに!という「残念感」を観ている最中ずっと感じてしまいました。素人の俺にそんなことを思わせる時点で、この映画は果たしてどうなんだろう、と。

しかし予算7000ドルってのはすごいな。きょうび、日本のテレビドラマでも正味45分の作品で役400~500万円が消費されてるというのに。金をかけなくてもソコソコのものは出来るという意味では、興味深い映画ではあると思う。

★★★★☆☆☆☆☆☆