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Cul-de-sac1965年/イギリス
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ドナルド・プレザンス フランソワーズ・ドルレアック ライオネル・スタンダー ジャック・マッゴーラン ジャクリーン・ビセット小悪魔を演じるフランソワーズ・ドルレアック、ドヌーヴに雰囲気似てるなぁと思ったら、どうりで、彼女のお姉さんなんだと。25歳で交通事故で死んじゃったらしい。もったいないなぁ。しかし、映画はつまらない。本当にポランスキーの映画はいい出来と悪い出来の差が激しい。ラストでのドナルド・プレザンスの狂気の発散ぶりはなかなか面白いんだが。★★★☆☆☆☆☆☆☆
The Ninth Gate1999年/フランス=スペイン
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ジョニー・デップ フランク・ランジェラ エマニュエル・セニエ レナ・オリン バーバラ・ジェフォード ジャック・テイラー出来不出来の激しいポランスキーだが、これは完全な失敗作。フィルムノワール的な雰囲気の中盤まではなかなかよろしいんだが、それ以降は独り善がりで何がなんだかよくわからないです。特にラストの脱力感は、他の映画ではなかなか味わえない。まぁそこを含めてあえて「説明しない」のは、ポランスキーの慎み深さと好意的に捉えるとしても、やっぱりこれでは詰まらないと思う。あと、エマニュエル・セニエが演じた役柄はいったい何だったのか? 何度かフワフワ飛んでたから普通の人間ではないんだろうけど・・・★★★☆☆☆☆☆☆☆
Repulsion1964年/イギリス
監督:ロマン・ポランスキー
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ イヴォンヌ・フルノー ジョン・フレイザー イアン・ヘンドリー パトリック・ワイマールヘンタイ監督ポランスキーの美少女虐待ドSムービー。最近は『戦場のピアニスト』とか真面目路線に行ってるけど、『テナント』『赤い航路』とか、こっち路線のほうが面白い監督だと思う。ま、13歳少女強姦でいまだにアメリカ本土には足を踏み入れられないらしいから、偏見かもしれんが、まともな人じゃないよね。さて、映画のほうは、ドヌーヴ演じるキャロルをこれでもかと苛めまくる。華奢な処女に向けられるサディスティックな視線は、鶴田法男の『リング0 バースデイ』に通ずるものがあり、個人的には大好きなのだ。中盤以降、加速度的にキャロルの精神が崩壊していくのだが、彼女の見る妄想=鮮烈なイメージ の積み重ねは圧倒的だ。部屋の壁が割れるイメージは、黒沢清の『叫』に流用されており、これがまた割れ方といい効果音といいほんとにソックリなのだ。アパートの奥にあるバスタブに沈めた死体を最後まで見せないことも、なかなかいい効果をあげていると思う。集合写真でひとりだけ別のとこを見てる少女時代のキャロルの眼が怖い。★★★★★★★★☆☆
The Pianist2002年/フランス=ドイツ=ポーランド=イギリス
監督:ロマン・ポランスキー
出演:エイドリアン・ブロディ トーマス・クレッチマン エミリア・フォックス ミハウ・ジェブロフスキー エド・ストッパード モーリン・リップマン市街戦を俯瞰でとらえたショットが良い。それを割れた窓から見るブロディのまなざしもとても良い。終始、戦中のワルシャワの色褪せた雰囲気で、ルックの統一という意味でもこの美術やセットはなかなか頑張っている。ユダヤ人を匿うとドイツ兵に殺されるかもしれないのに、何名ものポーランド人がシュピルマンを保護する動機付けが甘く、ちょっと戸惑ってしまうなぁ。
★★★★★★☆☆☆☆