Honkytonk Man
1982年/アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド カイル・イーストウッド ジョン・マッキンタイア ヴァーナ・ブルーム マット・クラーク
イーストウッドの傑作ロードムーヴィー。
肺病なのにタバコと酒を手放さない流しの歌手をイーストウッドが演じる。そして甥っ子ホス役には彼の長男カイル! こいつがまた大人なんだよ。役では16歳設定だけど、実際は当時13歳。車の運転するし、病気のクリントのお目付け役みたいな役回り。バス停でのおじいさんとの別れのシーンにはグッと来るなぁ。バスが出て、カイルがちょっとだけ駆け足する。あの"間"がいい。
カイルと女の子が2人並んで道を歩くシーンに、イーストウッドの歌う「Honkytonk Man」が被さるラストには泣かされた。冒頭の砂塵が吹き荒れるシーンは『怒りの葡萄』へのオマージュか。
★★★★★★★★☆☆
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