The Fury
ドラマの最後の最後にジョン・カサヴェテスが内臓を撒き散らして木っ端微塵に爆発する。そのシーンだけのために119分が消費される映画と言っても言いすぎではないが、肉体の爆発場面をあらゆる角度から何度も何度も見せるこの描写はとにかく凄まじい。特殊メイク担当のリック・ベイカーはとてもいい仕事をしている。
映画全体で言うと、中盤でちょっと中だるみする。この流れなら90分で収めなきゃイカンでしょうな。しかしまあ、デ・パルマにしてはサスペンスの盛り上げ方もそんなに悪くないと思う。ロビンが屋根から落下して死ぬ場面なんかは「お前さっき浮いてたじゃんかwww」と突っ込みたくもなるが、許せる範囲。
★★★★★★☆☆☆☆
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