2009年12月3日

ビデオドローム

Videodrome
1982年/カナダ
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ジェームズ・ウッズ デボラ・ハリー ソーニャ・スミッツ レイ・カールソン ピーター・ドゥヴォルスキー

久々に観たクローネンバーグのヌメヌメ感満載のノンジャンル映画。まあこの映画も一度観てますが、かなり久々に触れてみると、やっぱりジェームズ・ウッズの腕がワルサー拳銃と融合したり、腹にマンコみたいな亀裂が出来てビデオテープを挿入したり、内臓のヌメリとした描写だけよく覚えてますな。もちろんデボラ・ハリーの妖しげな色気もかなりこの映画独特の雰囲気にマッチしてますが。

でも、なんといってもジェームズ・ウッズです。喘ぎ声をあげるテレビをムチで打ったり、拳銃と同化した右手を庇いながら街中をコソコソと逃げ回ったり、挙句の果てには誰に頼まれたわけでもないのにおかしなメガネをかけたり。ソレらを全て真剣そのものの表情でやってるもんだから、爆笑できること請け合い。

メガネの展示会。オッサンがウッズに拳銃で撃たれて内臓や脂肪が顔や胸からブリブリと出てきて悲惨な死を遂げる場面が、(あらゆる意味で)映画のクライマックスだろう。この死に様は本当に悲惨極まりない(笑) この特殊メイクアップもリック・ベイカーか! お前はなんぼほど稼ぐねん!

★★★★★★★☆☆☆

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