Race with the Devil
1975年/アメリカ
監督:ジャック・スターレット
出演:ピーター・フォンダ ウォーレン・オーツ R・G・アームストロング ララ・パーカー ロレッタ・スウィット
監督:ジャック・スターレット
出演:ピーター・フォンダ ウォーレン・オーツ R・G・アームストロング ララ・パーカー ロレッタ・スウィット
こういう映画を観ると、本当にアメリカ映画の芸と底力を感じる。
悪魔崇拝連中の主人公たちへ嫌がらせとして、犬を殺して吊るし、バカでかい毒蛇を2匹キャンピングカーに放し、挙句の果てには前後左右から車をぶつけまくるカーチェイス。嫌がらせの方法としてもうワンパンチあれば9点あげてもいいくらいのデキ。特にカーチェイス場面の迫力、適確なカット割りの技術には唸ってしまう。ガソリンスタンドの電話の前で果物ナイフでリンゴを剥いている老婆がいるのだが、フォンダの繋がらない電話の最中にその老婆を画面の中に30秒ほど登場させず、見えない中で「老婆がナイフで襲い掛かるのではないか?」と観客に思わせる場面とかね。こういう細かい演出がイイと思う。
ピーター・フォンダにウォーレン・オーツという、70年代を代表するアウトロー俳優が主役だなんて、アメリカ映画ファンとしては嬉しくなってしまうね。中盤でキャンピングカーに半ばむりやり押し入る異様な夫婦(旦那の髪型がヘンだw)、ガソリンスタンドの店員など、不安を煽るキャタクタリゼーションも上手いなぁ。
★★★★★★★★☆☆
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