2001年/スタジオジブリ
監督:宮崎駿
2度目の観賞。冒頭30分の物々しさと疾走感は特筆に値する。それぞれのキャラが強烈すぎるし、飽食の両親が豚になってしまうイメージなど、子供に見せるべき映画ではないw
ファンタジーとしてもドラマとしてもあまりにも異質であり、名作には違いないだろうが、はたして胸を張って「面白い」と言えるかどうか。ラスト、千尋と竜との飛翔にはまったく高揚感がなく、じつに貧困で、「ニルスのふしぎな旅」以下だ。『風の谷のナウシカ』を撮った監督と同じ人とは思えない。
★★★★★☆☆☆☆☆
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