2004年/アメリカ
監督:ジョナサン・デミ
出演:デンゼル・ワシントン リーヴ・シュレイバー メリル・ストリープ ジェフリー・ライト ジョン・ヴォイト ブルーノ・ガンツ
役者がとても活き活きしてて面白い映画です。ちょっと登場人物の全てを纏めきれてない部分もあるけど、シュレイバーとストリープのやや近親相姦的で深い親子関係も入念に描きこんでるし、クライマックスのデンゼル・ワシントンの狙撃シーンはかなり慎み深い演出でとても好感が持てる。さすがはジョナサン・デミ。シュレイバーは『スクリーム2』の異様なクラスメート役が印象的だが、ここでの立ち振る舞いもなかなか。目が笑ってないんだよなぁ。
頭蓋骨に穴を空けられるロボトミー手術のシーン。そこに至る、全体に白いセットを突き進んでいく一連のシークエンス。あの夢とも現実ともつかない不気味さの表現は、映画ならではだ。
機会があればもう一度見てみたい作品。
★★★★★★★☆☆☆
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