Stagecoach
1939年/アメリカ
監督:ジョン・フォード
出演:ジョン・ウェイン クレア・トレヴァー トーマス・ミッチェル ルイーズ・プラット ジョン・キャラダイン
今さら語るまでもない、映画史に残る名作。だが、個人的な好き嫌いで言えば、この映画はあまり好きではない。
リンゴー・キッド(ジョン・ウェイン)登場シーンの品のないズーミング。そして、ラストの決闘はたしかに「省略の妙」かもしれんが、ここはきっちりカットを割って見せてほしかった気がする。そこが残念。
しかし、アパッチとの荒野での馬上銃撃戦の迫力は凄まじい。こういうド派手な映像は、今の時代だと「すごいけど、どうせCGだろ」で済ませられてしまうわけだ。70年前のこの映画はまさに「見世物」として、筆舌に尽くし難いクオリティを発揮していると思う。この10分間の活劇は、まさに映画史に残る名シーンだ。まぁ、淀川長治さんが存命のころあらゆる媒体で語ってたから、今さら俺が言うまでもないんだがw
あ、「インディアン蔑視映画だからけしからん!」とか言う人いますけど、これも映画ファンとは違う人種なので、無視しちゃっていいです。念のため。
★★★★★★☆☆☆☆
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