2009年10月4日

プレタポルテ

Pret-a Porter
1994年/アメリカ
監督:ロバート・アルトマン
出演:マルチェロ・マストロヤンニ ソフィア・ローレン ローレン・バコール
   ジャン=ピエール・カッセル キム・ベイシンガー アヌーク・エーメ
   ティム・ロビンス ジュリア・ロバーツ ルパート・エヴェレット

やはりアルトマンは天才だ!(しつこい?)

このキャストの配置というか、画面の中で誰をどう動かすみたいなものに決定的に長けている演出家だと思う。最近観たばかりの『ゴスフォード・パーク』と比較すると全体に散漫な印象は拭えないが、ラストのアイロニーをはじめとして、ファッションやモードの世界を徹底的に皮肉った視点、演出はアルトマンにしか出来ない。(というか、ギャグの定番とかが『ゴスフォード・・』より俺は好きなだけなんだがw)

豪華キャストは見ごたえがある。狂言回しっぽい役割のマストロヤンニはまあいいとして、ゲイのデザイナー役のフォレスト・ウィッテカーや、グラマラスなおばさんのテリー・ガーが個人的に好きだ。ただ、ホテルの部屋にこもってひたすらセックスしまくるティム・ロビンスとジュリア・ロバーツのエピソードは必要だったのか? まぁ二人とも好演してるからいいけど。

★★★★★★★★☆☆

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