2009年10月25日

野望の系列

Advise and Consent
1961年/アメリカ
監督:オットー・プレミンジャー
出演:ヘンリー・フォンダ チャールズ・ロートン ウォルター・ピジョン ピーター・ローフォード バージェス・メレディス ジーン・ティアニー ドン・マレー

前半と後半で主役が代わる画期的な映画なのだが、その後半の主役も喉を掻き切って自殺し、終盤は主役不在の状態にw ラストシーン含めちょっと演出が散漫で、決してデキのいい映画ではないと思う。

それにしても当時のハリウッドベテラン俳優を豪華に配している。特に、チャールズ・ロートンの佇まいが素晴らしい。が、ヘンリー・フォンダの出番が思いのほか少なかったのが残念だ。赤狩りやホモセクシュアルを絡ませての描き方など、プレミンジャーの才覚が窺えてなかなか面白い。

★★★★★☆☆☆☆☆

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