1971年/東宝
監督:内田吐夢
出演:中村錦之助 三国連太郎 沖山秀子
監督:内田吐夢
出演:中村錦之助 三国連太郎 沖山秀子
内田吐夢監督の遺作。見るまでは宮本武蔵モノだとは知らなかった(汗)
ラストの「真剣勝負」の場面が決着する前に、子供の笑顔のアップカットで唐突に「終」の文字が出て映画は幕を下ろす。「ええ!? もう終わり??」と叫んだのは俺だけじゃあるまい。察するに、三国連太郎演じる梅軒が決戦で勝つのだけども、それでは観客が納得しないだろうという制作サイドの思惑で、ばっさり切ってしまったのではないか?
頭に風車を刺して登場する三国や、「乳が張る~!」と叫んで水筒に母乳を噴入する沖山など、キャラクターが壮絶。もうちょっとこの登場人物たちを見ていたいと思いながらも、(クライマックスのカットのせいで?)75分で映画は終わってしまうのだが、いやいや、実にヘンな映画でした。
★★★★★☆☆☆☆☆
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