2009年8月9日

攻撃

Attack
1956年/アメリカ
監督:ロバート・アルドリッチ
出演:ジャック・パランス エディ・アルバート リー・マーヴィン 
ロバート・ストラウス バディ・イブセン

アルドリッチが放つ豪快かつ繊細な傑作戦争絵巻。

市街戦の迫力と、男臭さ満点の野郎ども(J・パランス、E・アルバートに、リー・マーヴィン!)、そしてナイーヴで計算し尽くされたカット割りとカメラの配置。このそれぞれがとてもバランスよく映画全体に収まっている。こんなことは映画だから可能なのだ。

パランス演じる小隊長が無念のままで死にゆくわけだが、目と口が異様に豪快に開いたままでラストを迎える。「誰か閉じてやれよw」と思ったのは俺だけじゃあるまい。

さっき書いた「好きな監督20人」から泣く泣くアルドリッチを外したのだが、こう見ると、やっぱり入れるべきだった!と、ちょっと後悔・・・。

★★★★★★★★☆☆

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