Touch of Evil
1958年/アメリカ
監督:オーソン・ウェルズ
出演:チャールトン・ヘストン ジャネット・リー オーソン・ウェルズ エイキム・タミロフ ジョセフ・カレイア マレーネ・ディートリッヒ
何度も見てる作品だが、それにしてもなんとまあ、カッコイイ映画だろう。確かに中盤でやや中だるみするのだけど、冒頭とラストのスタイリッシュな撮影と演出、そしてウェルズの怪演を見てると、そんな瑣末なことはどうでもよくなってくる。俯瞰とアオリを適確に交差させた映像の迫力、もうこれはラッセル・メティのカメラとウェルズの演出(そして編集もとても良い仕事をしている)の賜物だ。そして忘れてならないのはグランディを演じたエイキム・タミロフ、メキシカンバーの女主人役のディートリッヒだろう。端役をこんな人たちで固めることができるんだから、アメリカ映画は反則だw
定期的に見たくなる、フィルム・ノワールの傑作。
★★★★★★★★★☆
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