Blue Velvet
1986年/アメリカ
監督:デヴィッド・リンチ
出演:カイル・マクラクラン イザベラ・ロッセリーニ ローラ・ダーン デニス・ホッパー ホープ・ラング ブラッド・ダリフ
3度目の観賞。しかし先日『インランド・エンパイア』を観たので、ローラ・ダーンが出てきたとき、「若っ!」と思わず呟いてしまったw
冒頭とラストを色とりどりの花や子供の笑顔など、テクニカラーの映像で映し出すものの、陰惨な本編はとことんダークな映像で見せる様は確信犯的なリンチのあざとさを感じる。ストーリーの倒錯(これも確信犯だろう)はこの頃から見られるが、それは映画にとって大して重要なことではない。リンチはフィルム・ノワールをやりたいんだろうね。
イザベラ・ロッセリーニの住むアパートの部屋における登場人物の配置やクローゼットからの奥行きのある映像がとても心地よい。まぁこの人の映画はもう好きな人は好きだし嫌いな人は嫌いだろう。
それにしてもデニス・ホッパー(笑) 彼の出ている映画は何を差し置いても観ようと決心したのがこの映画です。セリフには殆どFで始まる単語が入っている。シナリオもそうだったんだろうか。チョイ役でブラッド・ダリフが出ているのも嬉しくなる。
★★★★★★★★☆☆
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