Vertigo
1958年/アメリカ
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュアート キム・ノヴァク バーバラ・ベル・ゲデス トム・ヘルモア ヘンリー・ジョーンズ
ヒッチコックの映画は全体的にそうなんだが、尺が長い。この内容で120分を超えるのは、正当化できないレベルだと思う。カット数を減らしたり、カットの長さ自体を短くするくらいの工夫が欲しい。サスペンスのネタバレもキム・ノヴァクの独白で済ませてるわけだし、そういう点から見ても90分で見せられる映画だと思う。観客に媚びている感もあり、個人的にはあまり好きではない映画。
スチュアートの見る悪夢の映像は今見るとちょっと稚拙で、笑ってしまう。キム・ノヴァクのパイオツがすごいが、書いた眉毛もすごい。先日観た『エンド・オブ・バイオレンス』しかり、サンフランシスコの長い長い直線の坂道は映画によく出てくるけど、作り手に「撮りたい」と思わせる場所なんだろうね。
★★★★☆☆☆☆☆☆
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