Fiend Without a Face
1958年/イギリス
監督:アーサー・クラブトゥリー
出演:マーシャル・トンプソン キム・パーカー テリー・ギルバーン マイケル・バルフォア ギル・ウィンフィールド
肥大した人間の想念が生み出した(らしい)尻尾の生えた脳味噌状の物体が、人間の脳髄を吸い取るために浮遊しまくるという、誠にワクワクするお話。
空軍基地の物々しい外観とか、主人公の少佐とデカパイ女のロマンスとか、少佐が墓地に閉じ込められて酸欠で死亡寸前とか、本編とはあまり関係のない画が延々と進行する1時間は、ラスト15分のための布石にすぎないのだった。
クライマックスの、インベーダーゲームよろしくの脳味噌撃ち落とし作業(噴き出す血糊はラズベリージャム)と、原子炉爆破が最大にして唯一の見せ場。まぁ怪物の特撮が安っぽいのは50年前の映画だから仕方ないとしても、もう少しサスペンスの盛り上げ方っつーもんがあったんじゃないか。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
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