The Da Vinci Code
2006年/アメリカ
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス オドレイ・トトゥ イアン・マッケラン ジャン・レノ アルフレッド・モリナ ポール・ベタニー ユルゲン・プロフノウ
吹き替え版@フジテレビ地上波
オリジナルは149分だが、21時から23時50分位までやってたので、合間のCMを入れても、たぶんほとんどカットしていないはず。(自分的には、日本語吹き替えはぜんぜん気にならないんだけど、テレビの放映時間枠に合わせて勝手に短縮するのだけは許せん)
原作は読んでないし、映画と原作の比較もナンセンスだと思うが、非キリスト教(というか無宗教)の日本人には判りにくい題材だと思う。宗教的な専門用語も多くて、途中で食傷気味に。感情移入できないままむりやりストーリーを追っていたが、どうもキリスト教のシンパ同士の単なる内輪揉めにしか見えない。予備知識がないと理解できない題材なら、はじめから映画にしなきゃいい。
しかし、冒頭のルーブル美術館でのロケ撮影は見ごたえがあるし、全体的にハッタリを利かせるのも映画なんだからアリでしょう。イアン・マッケランやポール・ベタニーの邪悪さも際立っているし、ここでのロン・ハワードはよく頑張っていると思う。
まぁ、中盤でのマッケランの延々と続く講釈とか、どうも弛緩というか中だるみする箇所も多くて、その辺をうまく処理できなかった?とは思うが・・・ 相変わらず余分なカットを紛れ込ませるクセが出ているのは、ロン・ハワードもハリウッドカラーに毒されてしまっているのか?
★★★★☆☆☆☆☆☆
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